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電子ピアノの買取相場の調べ方や価格を上げる裏技

グランドピアノやアップライトピアノと呼ばれるアコースティックピアノより重量が抑えられ、スペースの確保がしやすいことが魅力の電子ピアノ。従来のピアノより手頃な価格で手に入ることで、ここ数十年間で電子ピアノを選ぶ人も広く行き渡ってきたように思います。

一方で、子供の成長や引越し等でピアノを使わなくなり、必要なくなってしまった方も多いのではないでしょうか?

引き取り手が居らず、売却を考え中のそこのあなた。自宅にあるピアノができるだけ高く売れると嬉しいですよね。

この記事を読むと、おおよその買取相場を計算する方法や買取価格をアップさせる裏技が分かります。高価買取を目指して、ぜひお試しください。

電子ピアノの買取相場は?

電子ピアノの買取相場は、中古で売られている同タイプのピアノの価格に、一定の掛け率を掛けると算出されます。以下のように計算してみましょう。

買取相場の計算方法

【おおよその買取相場が分かる計算式】

中古品の販売額 × 0.20.4

中古品の販売額には、ご自宅の電子ピアノと同タイプの中古で発売されている金額を入力します。これに、0.2~0.4の掛け率をかけることで、業者に買い取ってもらった場合のおおよその価格を知ることができます。掛け率の目安については、以下の表をご参照ください。

発売からの経過年数 掛け率
0~2年 0.3~0.4
3~8年 0.2~0.3
9年以上 0~0.2

掛け率は、ピアノの発売時期によって変わってきます。発売から年数が経たない新しいタイプは買い手が付きやすく、高額で買い取ってもらえることも多いです。逆に、発売から年数が経ってしまったタイプは掛け率も下がり、買取価格が付かないケースもあります。

次に、高価買取実績があるピアノのメーカーをご紹介します。あなたのご自宅にあるピアノも該当するかもしれません。

高価買取実績がある電子ピアノ

どういったメーカーに高価買取実績があるのでしょうか?

YAMAHAのハイブリッドピアノ

アコースティックピアノのような弾き心地でありながら弦は張られておらず、最新の技術を使って奏でられる豊かな音が特徴の電子ピアノです。グランドピアノやアップライトピアノを自宅に置きたいけれど、スペースの確保や音の大きさの問題でアコースティックピアノは置けないという方にもおすすめです。夜ヘッドホンを付けて練習しても、ホールや広い部屋で弾いていると錯覚するほどの音の響きがあります。よりアコースティックピアノと近い感覚のハイブリッドピアノで弾くことで、技術の向上も早まり上達すると言われます。

クラビノーバ

こちらもYAMAHAによるロングセラーの電子ピアノです。同社が長い間培ってきたノウハウが最大限に発揮されていて、タッチや音色の良さ故に、「グランドピアノのような感覚で弾ける」と称される人気のピアノです。よく電子ピアノは音色が単調になり、思うような表現が出来ないと言われることもあるかと思います。しかし、クラビノーバはアコースティックピアノの鍵盤を叩く時の感覚やハンマーの動き、音の響きを高精度で再現している電子ピアノなのです。

Roland

Rolandも非常に人気の電子楽器メーカーです。音の強弱を付けられる「タッチセンス」を世界で初めて搭載したことでも有名です。世界中のグランドピアノから1音ずつ丁寧にサンプリングした音色を、Rolandの技術で再現した「スーパーナチュラル・ピアノ音源」は聞き心地抜群です。その他にも、オルガンを始めドラムや和楽器等様々な楽器のサウンドが収録されていて、多彩な音色を奏でられる電子ピアノならではの機能が備わっています。

コルグ

シンセサイザーを始めとした、世界中で根強い人気を誇るコルグも日本を代表する電子楽器メーカーです。コンパクトかつスタイリッシュなデザインでありながら低価格帯を実現していて、他のメーカーとは差別化を図っています。同価格帯の電子ピアノと比べると連打性も良く、鍵盤で演奏したときのタッチバックやキーバランスがリアルに再現されています。

コルグでは2種類の鍵盤が使われています。

ナチュラル・ウェイテッド・ハンマー(NH):コルグの電子ピアノの中ではグレードが低いタイプの鍵盤ではありますが、低い音は重く高い音は軽いピアノの感覚が再現されています。

リアル・ウェイテッド・ハンマー・アクション3(RH3):コルグのシンセサイザーやステージピアノにも使用されるグレードの高い国産鍵盤です。低音から高音まで4段階の重さに分けられており、弾き心地にもこだわっています。

CASIO

電卓や時計等で有名なCASIOからも電子ピアノが製造されています。手頃な価格で高品質なピアノが手に入るということで販売台数は第一位!コストパフォーマンスの良さはピカイチです。これからピアノを始めるという方、2台目を持ちたいと考えている方にはうってつけです。また、CASIOの電子ピアノはオーディオやMIDIと連携させる機能にも力を入れていて、カラオケ伴奏を流しながら練習したりDTM用のキーボードとして利用したりと、使い方は様々です。機種によってはBluetooth接続ができるものもあります。

これらのメーカーのピアノは高価買取実績があります。

次に、中古品の販売額を知るのに必要な、ピアノの型番や製造年数の調べ方についてお伝えします。ご自宅にあるピアノをチェックしてみてください。

電子ピアノの型番と製造年から買取金額を調べる方法

電子ピアノの型番と製造年は、鍵盤の下の板や背面等に貼られているラベルに記載されていることが多いです。

【YAMAHA】型番と製造年の調べ方

YAMAHAで作られた電子ピアノから次のようなラベルを探します。

「MODEL」の後ろに表記されている英数字が型番を示しています。

製造年数を知るにはラベルの右上にある「〇〇製」という箇所を確認します。

【CASIO】型番と製造年の調べ方

CASIOで作られた電子ピアノから次のようなラベルを探します。

型番はラベルの右上に表記されています。

CASIO製ピアノは型番ラベルとは別で「〇〇製」と書かれたラベルが貼り付けてありますので、それを見て製造年数を確認します。

【KAWAI】型番と製造年の調べ方

KAWAIで作られた電子ピアノから次のようなラベルを探します。

ラベルの中にある「Model」という表記を探すと、型番が分かります。

製造年数は「〇〇製」と表記されている箇所を確認します。

【Roland】型番と製造年の調べ方

Rolandで作られた電子ピアノから次のようなラベルを探します。

Roland製電子ピアノの型番を知るには、ラベルの中にある「MODEL」の後ろに記載された英数字を探します。また、製造年数については型番ラベルと別に貼ってある「〇〇製」と書かれているラベルを見つけます。

製造元ごとの電子ピアノの型番買取実績

ご自宅のピアノの型番と製造年数が分かったところで、次には製造元ごとの代表的な型番を見ていきましょう。今回はYAMAHA・KAWAI・CASIO・Roland・クラビノーバ(YAMAHA)・コルグからご紹介します。

【YAMAHA】電子ピアノの型番

  • YDP-162R
  • YDP-140
  • CP4 STAGE
  • NP-11

【KAWAI】電子ピアノの型番

  • CN23
  • CN22
  • CA71

【CASIO】電子ピアノの型番

  • PX-750
  • PX-735
  • PX-150

【Roland】電子ピアノの型番

  • HP-605
  • HP-305
  • RP401
  • DP90

【クラビノーバ(YAMAHA)】電子ピアノの型番

  • CLP-430
  • CLP-240
  • CLP-220
  • CLP-130

【コルグ】電子ピアノの型番

  • LP-350
  • SP-250
  • C-340

最後に、少しでも高くピアノを売りたいあなたに買取価格をアップさせる裏技をご紹介します。

電子ピアノの買取価格を上げる裏技

買取価格を上げるためにはいくつかのコツがあります。すべて実践できれば高価買取も夢ではないかもしれません。以下4つのポイントを抑えておきましょう。

①電子ピアノをきれいに掃除しておく

②購入時についてきた付属品をそろえておく

③不要だと感じたらすぐ査定にだす

④高く買い取りをしている業者に依頼する

1つずつ詳しく解説していきます。

電子ピアノをきれいにしておく

買取査定をお願いする前にお手持ちの電子ピアノをきれいに掃除しておくことは、大切なポイントの1つです。なぜかと言うと、電子ピアノがきれいな状態だと査定の際に好印象を与えられるからです。つまり、高価買取につながる可能性が高くなります。自宅にある掃除道具や付属品で電子ピアノを清潔にしておきましょう!少しでも買取価格をアップさせるために有効な手段と言えます。

購入時についてきた付属品をそろえておく

電子ピアノは付属品をそろえておくことも買取価格を上げるのに効果的です。なぜなら、付属品がそろっていた方が業者による買取の後に販売しやすいからです。

先ほどお伝えした電子ピアノだけでなく、付属品も必要に応じて掃除しておきましょう。ピアノの上にかぶせるカバーや鍵盤に乗せる布等も出来るだけそろえておかないと、買取価格にも関わります。

不要だと感じたらすぐ査定にだす

電子ピアノは次々に新しいタイプが販売されますので、不要だなと感じたらすぐ査定をお願いするのがおすすめです。

また、買取価格が高い時期を狙って売却をすることも検討してみてください。電子ピアノは月によって買取価格が大きく変わるので、少しでも高値で買い取ってもらえるタイミングで査定をしてもらうのも◎。

具体的には下記の3シーズンが需要が高まっている時です。

6~7月上旬の夏休み前

夏休み前の6~7月上旬は、買取価格が上がります。夏のボーナスが支給されたタイミングで中古の電子ピアノの購入を検討する人が増えるからです。業者によっては入荷する前に予約が埋まるほど電子ピアノが売れるため、通常時より何割か高く買い取ってくれるでしょう。

11月下旬~12月のクリスマスシーズン

1年のうち、この時期が最も高く売却できます。中古の電子ピアノをクリスマスプレゼントとして贈る人が増えるからです。買取業者も価格交渉に前向きなため、この時期に電子ピアノを売却すると他の時期よりも高く売れる可能性が高いです。

2月下旬~3月の新学期前

この時期も電子ピアノは高値で売れます。4月の新学期をきっかけにピアノの習い事を始める人が多くなるからです。ただし、この時期は引越しシーズンでもあるため、あなたと同じように売却を考える人も増えます。希望の日程に売りたい場合は、早めに査定の依頼を出しましょう。

高く買い取りをしている業者に依頼する

これらの条件を踏まえつつ、高く買い取ってくれる業者へ査定をお願いしましょう。

実際査定に出してみると、ご自身が思っていたより査定金額が低く売却自体をためらってしまうという方も少なくはありません。

エプコは電子ピアノのリユース専門店で、査定・お見積りは無料です。査定金額からの減額もありませんので、安心してお売りいただけます。

エプコではあなたが不要になった古い電子ピアノを、国内および世界中で再び使っていただけるようにリサイクルを行っています。誰も使わなくなったピアノが生まれ変わり、ピアノを弾きたい方々の元に届きます。

あなたの思い出が詰まったピアノをしっかりと査定し、高く買い取らせていただきますので、ぜひ一度エプコにご相談ください。

詳しくはこちらをご覧ください。

まとめ

いかがでしたか?不要になったピアノは処分に困る方も多いかもしれません。今回ご紹介した電子ピアノの買取相場の計算方法や製造元ごとの買取相場等を参考に、買取査定サービスもご検討ください。高価買取を目標にしている方は買取価格を上げる裏技も使ってみてくださいね。